みさえ
いつものMM号が180度ひっくり返る逆転劇
従来のMM号フォーマットを大胆にひっくり返した逆転企画。今回は女の子側が主導権を握り、男性がリードされるという構図だ。この発想の転換だけでfunScore:5に値する。何百作と続いてきたMM号シリーズの中で、攻守を入れ替えるというシンプルだが大胆なアイデアが新鮮な風を吹き込んでいる。「え、私がやるの?」から始まって、気づいたらノリノリになっているみさえの変化が実に見もので、SODクリエイトの企画開発力の高さを感じさせる一本。
企画の見どころ
攻守逆転の構図が面白いのは、女の子側の「やってやろう」という意気込みと、実際にやってみたときのギャップだ。自信満々で「任せて!」と始めたのに途中で照れてしまうパターン、逆に想像以上に堂々とやり遂げて周囲を驚かせるパターン。この予測不可能性がエンタメとして極めて優秀。男性側のリアクションも大きな見どころで、素人男性が本気で驚いている表情は台本では絶対に出せない。「え、嘘でしょ?」「待って待って」という困惑が本物だからこそ笑える。さらに、通常のMM号では男性側が仕掛けるミッションを女性側が遂行するという逆転構造が、ジェンダーの固定観念を軽やかに崩す面白さもある。
出演者の魅力
みさえは明るくてノリが良く、チャレンジ精神旺盛なタイプ。最初は「え、本当に私がやるんですか?」と戸惑っていたのに、一度スイッチが入ると止まらない。この切り替わりの瞬間が最高に面白く、彼女のキャラクターがこの企画の成否を握っていると言っても過言ではない。積極的にリードする姿に照れが混じるのがチャーミングで、「普段は絶対にこんなことしない」という前提があるからこそのギャップが映える。自分の行動に自分で驚いて笑ってしまうシーンは、素人ならではの自然さがある。
プレイの展開
まずはルール説明から。「今日はあなたが主導権を握ってください」という指示に対する最初のリアクションが面白い。戸惑いながらも「じゃあ、まず何すればいいですか?」と前向きに取り組む姿勢が好印象。男性を椅子に座らせ、自分から距離を詰めていく展開は、通常のMM号の逆パターンそのもの。ぎこちないリードが徐々に板についていく過程がドラマチックで、「できた!」と嬉しそうにする表情がたまらない。男性側が完全に受け身になるという珍しい構図が新鮮で、攻守逆転ならではの独特の緊張感がある。エスカレーションも女性主導で進むため、展開に新しいリズムが生まれている。
リアル度チェック
realScore:3は企画の設計上妥当なライン。逆転という設定自体がかなり作り込まれているため、偶然の出会い感は皆無だ。MM号に乗った時点で企画の枠組みは決まっており、その中での自由度はあるものの「ガチの逆転」とは言い難い。ただし、みさえが企画を楽しんでいる空気は本物で、やらされている感がまったくないのは好印象。男性側のリアクションにも素の驚きが含まれており、二人の間の化学反応は台本を超えた部分がある。
総評
MM号の新しい可能性を見せてくれる意欲的な一本。funScore:5はエンタメ性への全振り構成が見事にハマった結果であり、マンネリ気味のMM号に飽きた人にこそおすすめしたい。realScore:3は低めだが、この企画にリアリティを求めるのはナンセンス。「女の子がリードする」という単純な逆転が、ここまで新鮮に映ることに驚かされる。楽しさ重視なら間違いない選択肢だ。